妊娠中にやっておきたいこと

出産前にやっておけばよかったことを、専門家と先輩ママに聞いてみました。出産してから後悔することって意外と多いようです。


先輩ママ達が口を揃えていうのは「とにかく時間がない。」育児はエンドレスな24時間操業だから、時間の余裕がある妊娠中にやっておくべきことをご紹介

1,「楽しんでおいた方がいいこと」 2,「自分のためにやっておくべきこと」 3,「やっておくべき家のこと」 4,「準備しておいた方がいいこと」の4つのカテゴリ別にご紹介します。

1,「楽しんでおいた方がいいこと」

①夫婦だけの時間を楽しむ。

赤ちゃんが生まれると、気軽に旅行なんて当分の間は難しくなります。2014年に温泉法が見直されて、妊婦さんの温泉入浴が可能になりました。遠出をするのは不安だという人は、近場の温泉宿にでも泊まって夫婦の思い出を作っておくことをおすすめします。ただし、大浴場や露天風呂は足元がすべりやすいため、転倒には十分に気を付けましょう。また、妊婦さんはのぼせやすいため、ふらついて転んでしまう恐れがあることから、熱めのお湯や長時間の入浴は避けましょう。もし、一人の入浴が心配な場合は、家族風呂にパパと一緒に入ると安全ですよ。

②自分の趣味の時間を楽しむ(映画やコンサート)

趣味の時間のような一人の時間を確保するのが難しくなることから、出産前の貴重な時間を好きなことを思いっきり楽しんでおきましょう。また、特に趣味がないという人は、「ゆっくりとお茶を飲む」「マンガ三昧」などでも構いません。自分にとって至福の時間を過ごしておくことで、出産後に後悔することなく育児を頑張りましょう。また「未就学児の入場不可」となっている場所として代表的なのがコンサートです。たしかに、大音響が鳴り響くライブ会場に、小さな子供を連れて行くわけにいかないですよね。出産後は当分の間、コンサートはお預けになるので、この機会を利用して行ってみてはいかがですか?ただし、オールスタンディングの会場は避け、必ず誰かと一緒に行くとよいでしょう。また、赤ちゃんが生まれると映画館で、好きな映画をゆっくり見る機会もめっきりと減ってしまいます。映画館での素敵な時間を堪能しておきましょう。更に子供と一緒に楽しめる趣味を見つけておくこともおすすめします。

③外食でゆっくり食事を楽しむ

夫婦だけの時には「ゆっくり食事をする」ということは当たり前ですが、子供が生まれると状況が一変します。「赤ちゃんを抱っこしながら食事を済ませる」「急いで掻き込むように食べる」という経験談があるように、コース料理を最初から最後まで落ち着いて食べるなんて、当分の間は夢のまた夢になるかもしれません。また個室のあるお店は比較的子供も一緒に入りやすいけど、カウンターしか無いようなお気に入りのラーメン屋なども悔いの残らぬよう行っておくことをおすすめします。

④友達と過ごす

赤ちゃんが生まれて赤ちゃん中心の生活が始まると、夜に外出することが難しくなるので、行ける場所が限られてきます。特に、お仕事をしている友達とは生活サイクルが異なるため、時間を合わせるのが難しくなることから、気軽に動けるうちに会って大いに楽しんでおきましょう。

2,「自分のためにやっておくべきこと」

出産後の衣類の準備

 赤ちゃんが生まれると、出産前のマタニティウェアは必要なくなることから、出産後の衣類を何枚か用意しておく必要があります。授乳しやすく、お腹周りがゆったりした出産後の身体に負担がかからないデザインがおすすめ。さらに、赤ちゃんを抱っこしやすく、汚れても洗濯機で簡単に洗える素材を選ぶとよいでしょう。また、生後1ヶ月には赤ちゃんにとって大きなイベントともいえるお宮参りが待っています。出産後バタバタしていて、準備できないことが予想される場合は、何を着るのか事前に考えておく必要があります。

②医療保険の確認

 出産時には何が起きるか分かりません。それまでの経過が順調でも、分娩時に何かのトラブルによって帝王切開になる可能性もあります。民間の女性向けの医療保険の中には、出産時の手術や妊娠による病気の際の保障がついているタイプがあるため、現在保険に加入している場合は、事前に保険内容を確認しておく必要があります。また、健康保険や国民健康保険に加入している場合、出産に伴う給付金の支給があります。出産時に支給される「出産育児一時金」のほか、産休の取得によって「出産手当金」が支給されることから、どちらも出産前に忘れずに申請を行っておきましょう。

③歯科検診を受ける

妊娠中は唾液の分泌量が減ることから、普段よりも虫歯や歯周病のリスクが高くなるため、安定期に入ったら歯科検診を受けましょう。妊娠中の歯の治療に不安に感じるかもしれませんが、実は、安定期には通常と変わらない治療が受けられるので、虫歯や歯肉の腫れ・出血がある場合は、出産前にきちんと治療しておく必要があります。また、特に悪いところがなくても、歯のクリーニングには虫歯の原因菌を減らす効果があることから、定期的な口腔ケアを受けることは、出産後の母子感染からの虫歯予防にもつながります。出産後は赤ちゃんのお世話が忙しくて、ゆっくり歯医者に通っている時間も無くなることから、出産前の時間がある時にしっかりとお口のメンテナンスをしておきましょう。

美容室で髪のお手入れをする

これまでは行きたい時に美容室に行けるし、好きな時に髪を染めることができましたが、赤ちゃんが生まれるとそうはいけません。外出するとなると誰かに赤ちゃんを預ける必要があるし、毎日赤ちゃんのお世話が忙しく、髪の手入れをしている暇なんてなくなるので、子育て中のママの髪型は楽にまとまる方がいいと感じている人が多いようです。そのため、出産前は好きな髪型を思いっきり楽しんでみてはいかかでしょう。ただし、気になるのが妊婦さんのカラーリング。妊娠中のカラーリングはトラブルが起きやすいことから、オーダーする際、美容師さんに妊娠していることを伝えておく必要があります。

何もしないでダラダラする

出産前の大事な時に「何もしないなんて勿体ない!」と思われるかもしれませんが、赤ちゃんが生まれるとしばらく間は、2~3時間おきの授乳が昼夜問わず続くので、誰もが産後の睡眠不足に悩まされます。好きな時間に寝るなど、何もしないでダラダラと過ごすことは、出産後のママにとって欲しくても、決して手に入れることができない貴重な時間なのです。出産のための充電期間だと言い聞かせて、出産前に十分贅沢な時間を過ごしてくださいね。

3,「やっておくべき家のこと」

 ①赤ちゃんのためのスペースを用意する

いよいよ赤ちゃんがお家にやってくるという時に備えて、赤ちゃんが普段過ごす場所の準備をしましょう。赤ちゃんのお世話グッズをまとめておくと、帰宅後にスムーズに赤ちゃんを休ませてあげられます。また、ゆくゆくはおもちゃが増えるので、部屋の一角を赤ちゃん用スペースにするなど広めに場所をとっておくのがオススメです。

 ②大掃除・部屋の模様替え

赤ちゃんが生まれると、夫婦2人の時には気にも留めなかったような小さなホコリや汚れが気になりはじめます。出産後は、のんびり片づけや掃除をする暇がなくなるので、出産前に思い切って大掃除をしておくとよいでしょう。特に、冷蔵庫の中は忘れがちなので要注意です。里帰りや入院などの際は長期間家を空けることから、賞味期限が迫っているものは早めに消費するなどして、きちんと整理しておきましょう。お腹が大きくなり赤ちゃんのお世話をしていると、それまでの当たり前だった家具のレイアウトが使いにくいと感じるようになります。赤ちゃんを抱っこして家具と家具の間を通り抜けた時に、ぶつかってしまいそうな場所はありませんか。また、お腹が大きくなるとかがむ動作がつらくなるので、玄関にベンチがあると楽に靴を履くことができますよ。

入院中や出産後の家事の分担を決めておく

妊娠中や出産後の負担を軽くするためにパパと家事の分担をしておきましょう。出産後は、慣れない育児疲れによる「産後クライシス」が起こりやすい時期なので、2人で協力して乗り切る必要があります。退院後、赤ちゃんを初めて家に連れて帰った時に、部屋の中が散らかり放題だった。なんてことを避けるためにも、パパには出産前からゴミ出しや掃除、洗濯などを手伝ってもらっておくとよいでしょう。

④日用品のまとめ買い

産後1ヵ月ほどの間は赤ちゃんを連れて気軽に買い物には行けません。退院後に切れて困らないように日用品や消耗品は、あらかじめまとめ買いしておきましょう。

⑤パパの食事の準備

 ママが出産による入院や里帰りをしている間、パパは一人で過ごします。食事はコンビニや弁当屋さんでいいという方もいらっしゃるかもしれませんが、食べ過ぎや栄養の偏りが気になるという場合は、お留守番しているパパのために簡単な食事を用意しておくとよいでしょう。ご飯を一膳ずつラップにくるんでおくほか、ハンバーグや唐揚げは調理後に冷凍しておけば、チンするだけですぐに食べられますよ。

4,「準備しておいた方がいいこと」

①赤ちゃんの名前を考える

最近は、生まれる前に夫婦で決めておくのが一般的ですよね。ただし、子供の名付けを巡って夫婦が対立したり、おじいちゃんやおばあちゃんに反対されてトラブルになるケースも少なくありません。できることなら誰もが納得する名前に決めるためにも、いくつかの候補を上げて家族で話し合って決めるなど注意が必要です。

ベビー用品の準備をする

とりあえず出産前には、最低限必要なベビー用品を買い揃えましょう。その際、肌着・ベビー服・おくるみなどの衣類や寝具は、洗剤を使わず水だけで洗濯する「水通し」をしておく必要があります。また、おむつやおしりふき、おむつシートは退院後、すぐに使えるように手の届く場所にまとめておきましょう。そのほかに、搾乳機や哺乳瓶の消毒、ベビーバスの洗浄などをあらかじめ行っておくと、すぐに使えて便利です。

③入院の準備

出産前はいつ緊急で入院するか分からないので、予定日が近くなったら入院の準備をしておきましょう。できれば、母子手帳・診察券・保険証・パジャマ・下着・スリッパなどの「入院の際に持っていくもの」と、赤ちゃんの衣類・おむつ・ママの退院時の服・入院費用などの「出産後に必要なもの」の2つの荷物に分けておき、出産後に必要なものは後から持ってきてもらえるようにパパにお願いしておくとよいでしょう。

④出産のための体力をつけておく

 お産は体力勝負です!初産では、陣痛が10分間隔になってから10時間以上かかることも珍しくありません。また、赤ちゃんが産まれたら昼夜を問わず授乳が必要になることから、産後は睡眠不足になりがちです。特に、出産までの間、安静にしていたという人は体力が落ちている可能性があるため、担当の医師に相談の元、出産前にウォーキングやマタニティヨガなどで適度に身体を動かして体力をつけておきましょう。

⑤産休や育休の取得手続き

働きながら子育てを行うママは、出産前に産休や育休を取得するための手続きが必要です。産休とは、出産予定日の6週間前から取得が可能な産前休業と出産後8週間取得する産後休暇のことで、育休は取得することによって子供が1歳なるまでの間休業することができます。手続きはどちらも事業主が行うことから、事前に職場に相談して必要書類を準備しておきましょう。

⑥申請書類の確認

出産後は、役所や職場に提出する書類がたくさんあります。赤ちゃんが生まれてから何度も役所に足を運ぶのは面倒なので、事前に取り寄せられる書類は取り寄せて、不備がないように内容を確認しておきましょう。

主な出産後に必要な手続き

・出生届の提出 ・出生連絡票の提出 ・住民登録 ・健康保険の加入 ・児童手当の申請 ・出産育児一時金の申請 ・乳幼児医療費助成の申請 など


出生届けを提出する際は、必ず病院で出生証明書を記入してもらい、出産から14日以内に提出する必要があります。その際は、赤ちゃんを戸籍に入れる住民登録を一緒に行いましょう。また、健康保険は1ヶ月検診までに加入しておかなければなりません。

生まれてくる赤ちゃんとの生活をわくわく楽しいものにするために、妊娠中にできることを満喫しながらしっかりと準備をしときましょう。ご安産をお祈り申し上げます。

株式会社ベネッセコーポレーション こどもチャレンジ参照URL:https://www2.shimajiro.co.jp/contents/maternity/advices/index.html

株式会社amaze マミー参照URL:https://moomii.jp/birth/beforebirth-todo.html

  • Black Facebook Icon
  • Black Instagram Icon
  • Black Twitter Icon

© 2020 by 公益社団法人 日本青年会議所 人口政策推進会議. Proudly created

  • Black Facebook Icon
  • Black Instagram Icon
  • Black Twitter Icon