完結出生児数を知っていますか?

皆さんは「完結出生児数」という言葉はご存じですか?完結出生児数とは、結婚からの経過期間(15~19年)でどれくらい子供が産まれるか、夫婦の最終的な平均出生子ども数のことです。


最新の2015年に行われた調査では完結出生児数は1.97人であり、夫婦生活を通して、おおよそ2人程度子供を持っている家庭が多いという結果になっています。過去の統計と比較した場合、結婚4年以内の夫婦の出生数に大きな変化はありませんが、結婚後5年経過した夫婦の出生数が近年減少しているというデータになっています。結婚5年経過してから妊娠する夫婦が少ないのは、生活環境の多様化により、夫婦生活に距離が出来てしまったことや、晩婚化の影響も関係しているといわれています。


また、完結出生児数を結婚時の妻の年齢別にみると、結婚時の妻の年齢が若いほど最終的に産む子どもの数も多くなっており、この傾向は過去から現在まで一貫した数字となっています。早く結婚した方が、肉体的にも精神的にも子供をもつ余裕が生まれ、出生児数が増えるということが統計からも明らかになっています。


次に、夫婦とそのどちらかの母親との同別居の状況別に完結出生児数を見てみると、親との居住距離が近い夫婦ほど出生する子ども数が多くなる傾向があり、とりわけ同居の場合は常に子ども数が多いことがわかっています。子育てを支援してくれるご両親が近くにいるとより安心感が生まれるということかもしれませんね。


しかしながら、世帯類型の構成割合をみると、「単身世帯」や「ひとり親と子世帯」は増加していますが、親と同居する「三世代同居世帯」は減少しています。「三世代同居世帯」の減少により、子育て支援を家庭外に求められることが多くなっていると思われます。子育て支援に不安をお持ちの方は、様々な支援制度がありますので、是非質問してみてください。

参考

http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou15/gaiyou15html/

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=54668&pno=2?site=nli

https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2019/r01pdfhonpen/pdf/s1-4.pdf

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