高齢出産になるほど、ライフプランを見直そう

高齢出産のメリットの1つとして、仕事で経験を積んだことにより収入も若い頃に比べて上がっているということです。経済的に豊かになっている状態で子育てできることはメリットになるでしょう。しかし、こうしたメリットを認識している人は多いのですが、高齢出産で子育て期間が後ろにずれた場合のマネープランをしっかり認識している人は少ないように思います。

例えば、世帯収入1,000万円以上の高齢出産をした夫婦が、年収500~600万円程度の若い夫婦よりおカネが貯まらないなんて、そんなはずはない!と皆さん思われるでしょう。以下に、夫婦共働きの高年収世帯のあるあるを挙げてみましょう。


1. 教育費にお金をかけすぎる

遅くできた子どもがかわいくてしょうがないために、「才能を伸ばすために」と、いくつもの習い事を並行して英才教育に精を出します。文部科学省の調査でも、世帯の年間収入と学習費総額の状況は、公私立問わず、収入が上がるにつれて学習費総額が多くなっていく傾向にあることがわかっています。


2. 求める住宅のグレードが高い

高年収世帯は問題なくローンが組めてしまうため、住宅メーカーから勧められる物件もハイクオリティになる傾向があります。そして、高級住宅は取得費だけが問題なのではありません。近隣世帯の生活水準に合わせようとする気持ちから、洋服1つでもブランドものを買い与え、自ずと日々の生活費が上がっていく危険性を秘めているのです。


3. 共働きでお互いの貯金を把握していない

共働きの高年収世帯に多いのが、夫婦でお互いの貯金や正確な月収を把握していないパターンです。結婚する際に将来に向けた家計管理やライフプランまでしっかりと意見を共有している夫婦は少ないかもしれません。年収が高くキャッシュフローで問題なく生活できている場合でも、何らかの事由で収入が途絶えてしまうおそれがあります。今回の新型コロナウイルス感染症のような、予期せぬ要因で急激に社会が変化するリスクも考えねばなりません。

なんとなく想像がついたかと思いますが、重要なのは「年収が高い=貯蓄が多い」わけじゃない、いくら入ってくるお金が多くても、出ていくお金が多ければ手元に残る金額はわずかになってしまいます。

他にも、若い夫婦のケースの場合は、子の大学卒業時には、夫婦が現役の時に教育費から解放されているので、老後資金を取り崩さなくて済みます。さらに、住宅購入についても、早く購入し、定年までの住宅ローンの残債が少なくなっていれば、それだけ老後資金の確保ができます。


高齢出産は晩婚化や医療技術の進歩によって、今後も増えていくでしょう。子育て時期がライフプランに与える影響について考慮できているかどうかで、老後の生活が変わってきます。出産を機に夫婦でライフプランを見直してみるのもいいのではないでしょうか。

参考

https://www.fpwoman.co.jp/contents/knowledge/13053

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